Collection:日刊インタビュー収集隊

ラジオとネットが語り合うこれからのコンテンツメイカーのあり方─GIGAZINE「NHKラジオセンター長 山田建」

今日のインタビューはこちら。

ラジオとスマホの関係・ラジオと震災・未来のラジオの姿、NHKラジオセンター長 山田建インタビュー:http://gigazine.net/news/20120205-nhk-radio-interview/

震災を機に、また近年のスマートフォン普及をきっかけにして旧型メディアである「ラジオ」が変化してきた様子を、NHKラジオセンター長である山田氏が語る。

NHKは昨年9月からネット上でラジオ配信を始め(「らじるらじる」)、スマホアプリも発表。11月末時点ではダウンロード件数が46万件という数字を叩き出した。

ネット配信により、聴きにくるリスナー数の波が明確になったことを、「山下達郎三昧」や「プログレッシブ・ロック三昧」などといった「何とか三昧」シリーズの好調ぶりを背景に語っている。あくまでも「ソフト」の作り手として、これまで試行錯誤を続けた様子が言葉から読んで取れる。

高年齢層に受け入れられてきた「ラジオ深夜便」やラジオドキュメンタリー風の「ラジオジャーナル」など、NHKらしいゆったりとしたトーンの番組も大事にして行く。その兼ね合いのバランスが重要であり、若い人だけに特化した時間帯は作りつつ、そうじゃない部分で旧来の良いところを引き継いでブラッシュアップしながら残していく。NHKという放送局がここ数年で放つ圧倒的なバランス力の片鱗が見える話である。

メディアを職業にしようと考える若者に対して、大事なのは「好奇心を持つこと」だと話す山田氏は、物事に対して好奇心を持つこと、そして自分でできる限りで調べてみることの重要性を説いている。

また、テレビ界から見て優秀な人材がネットに流れていることを危惧する一方、取材側であるGIGAZINEは逆に「ネット業界でも、表現できる人材は個人個人で勝手にやってしまう(中略)やはりそうした人材がなかなか来ない。」と答えているのが印象的。

文末に語られるラジオ現場の夕方5時から6時の話は刺激的だった。
やっていることが無駄になることもあるし、ひっくり返ることもあるかもしれないが、動き回り続けることは大事だ。

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