Collection:日刊インタビュー収集隊

アーティスト作品で繋がる支援プロジェクトを静かに振り返る ─ kizunaworld.org発起人平野友康氏(OPENERS) 

今日のインタビューはこちら。

発起人・平野友康氏インタビュー kizunaworldを振り返る | Web Magazine OPENERS – kizunaworld

kizunaworld.org」とは、3.11の震災後に坂本龍一・平野友康が発起人となり立ち上げられたプロジェクトである。大友良英、U-zhaan、池田亮司、Arve Henriksen、Atom Heartなど国内外の音楽家や、写真家の田島一成やポップアート作家の奈良美智などが、音楽・写真・映像作品をサイト経由で販売している。ここで得られた資金は、すべて被災地への支援金となるのだ。
「プロダクションでもなく、レーベルでもなく、個人として被災された方々のために『できること』をできるかぎり行っていきたい。」というコンセプトに共感するアーティストが次々と集まり、定期的に作品が公開されている。

そんな「kizunaworld.org」を立ち上げた平野友康のインタビューである。

「被災地の皆さんと一日でも長く寄り添い、そして震災のことを忘れないためにも、この活動を長く続けていきたいと思っています」と語る平野氏。
「最初のほうの作品は、緊張感があって、痛みを感じさせるものが多かった気がします。が、最近は少し違う。未来への希望を抱き、前進している今の状況を反映したような作品になってきています。」

震災のあとはしばらく、誰もが何をすれば良いのか分からず戸惑っている状況が続いた。
そのなかでも「音楽」は人の心に入っていく。その様子をみて「音楽は凄い」と心底感じたと言うのだ。

「プロジェクトの当初、もっと派手にやればいいのに、というアドバイスもありましたが……いや、そういうわけにはいかんだろう、という気持ちがやっぱりありました。」

いまでも特に大きな宣伝もせず、ただひっそりと淡々とアーティストの作品が上がっている。その佇まい自体が、いまだに震災直後の静まり返った街を思い出させる。

2012年3月11日には、去年からずっととっておいた作品が発表される。
「『ぜひお楽しみに』と言うのは難しいですよね。その表現が正しいのか、という空気が去年まであったので。でもぜひ、期待していてください。」
曲に対しても、未来に対しても、静かにじっと期待していたいと思う。

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