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食うためではなく、もっと強い使命感。-伊勢谷友介監督『セイジ-陸の魚-』(REALTOKYO)

今日のインタビューはこちら。

REALTOKYO | Column | Interview | 061:伊勢谷友介さん(『セイジ-陸の魚-』監督)

俳優も監督もこなし、さらにはREBIRTH PROJECTという活動の代表も務める伊勢谷友介監督。2月18日(土)からテアトル新宿を始め各地のミニシアターで上映が開始する「セイジ-陸の魚-」。
これは上映を目前に控え、映画や活動について語ったインタビューである。

「セイジ-陸の魚-」は、1作目「カクト」から8年ぶりに伊勢谷友介が監督として制作した映画。人が人を救うことの難しさを描いた辻内智孝のベストセラー小説「セイジ」が原作。主演・セイジを演じるのは西島秀俊、ダブル主演で物語の視点となる「僕」を森山未來が演じる。音楽は渋谷慶一郎が担当。
「不器用にしか生きられない男たちの他者との関わりを描く、伊勢谷監督渾身の魂の慟哭の物語」と紹介されている。

また、伊勢谷氏が発案・活動しているREBIRTH PROJECTは、衣(HATCH YOU)・食(HOUSE475)・住(THE SPIKE SHOW)・ 水・エネルギー・教育・メディアといった分野での活動を展開・企画中で、最終的には 《リバース・ヴィレッジ》という名の村を作り上げ、世界中に展開していくことが目標。
「これまでの我々人間の「生活」がもたらした地球環境や社会環境を見つめ直し、未来における生活を新たなビジネスモデルとともに創造していくプロジェクト 」である。

壮大すぎてちょっと怪しく思えてしまうが、サイトを見ると実に面白そうな企画が並んでいる。
本インタビューでは映画の内容について多く語られているのだが、
目に留まったのはこの部分。

監督業(=イメージの世界)と、REBIRTH代表(=実社会)。2つの役目の間を行き来することでストレスを解消していると語る伊勢谷氏。
「人としてどう生きるかという中に、自分が持っている要素が並んでいるような気がして、昔はそれを『二足のわらじ』と言いましたが、もうそういう時代じゃないと感じます。僕自身のことだけでなく、社会的な時代の変化、社会の常識が変化して過渡期として激しい時期。すごい勢いで変わっていますよね。そのまっただ中でこの映画を観てもらえて、REBIRTHでやれることがあって、こういう時代に生きていることは幸せだと思う。やらなくちゃいけないことがたくさんあるのはクリエイターにとって幸せなことです。」

「二足のわらじ」という言葉から連想されるような「食うため」の行動ではなく、もっと強い使命感にかられて突き進んでいるのだろうか。荒さがあっても、とりあえずやってみちゃう姿勢は、確かに今の時代の大事な行動指針だと思う。
不安もありながら闇雲に物事を実現させる勢いと、そこに宿る力強さが、これらの言葉から感じられた。

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