Collection:日刊インタビュー収集隊

ミニマルな鼓動を生み出す原点 ─ The Field Interview (HigherFrequency)

今日のインタビューはこちら。

The Field Interview | クラブミュージック情報サイト HigherFrequency

スウェーデン・ストックホルム出身のテクノ・ミュージシャンAxel Willnerのインタビュー。

「The Field」というソロプロジェクト。2005年にスウェーデンでデビューし、2007年にはドイツの名門ミニマルテクノレーベル Kompakt からアルバム『From Here We Go Sublime』を、2011年には3枚目のアルバム『Looping State of Mind』を発表した。

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「The Field」にはドラムとベースが参加し、音源ではミニマルで影が差しエモーショナルな世界を表現しているが、ライブでは壮大なバンドサウンドに昇華する。

どこまでも好奇心旺盛で、かつ行動的なWillnerは、さらに新プロジェクト「Loops of Your Heart」をスタート。自身のルーツであるクラウト・ロックにインスパイアされたこのプロジェクトで、2012年1月30日初アルバム『And Never Ending Nights』をMagazineからリリースした。

音源は、そこに表現される美しく慎ましい世界感が丁寧にラッピングされいて、まさに「完成品」である。しかしライブになると、人間味溢れる起伏やバンドサウンドによる力強さで、剥き出しの感情が観る者の鼓動をどこまでも上げていく。

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「いざライヴをやるとなると、やっぱりバンドという形態が必要になってくる。バンドとしてプレイする醍醐味って、お互いの相互作用や、一緒にプレイする楽しみだったりするだろう?それに改めて気づいて、バンドじゃなきゃできない楽しさもあるんだなと。それでまたバンドでやるようになったわけ。」

Willnerが作る音楽は、音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を「反復」させながら、人の感情をじっくりと浄化させるような音楽だ。そうした彼が、自分の作る音楽についてこう語っている。

「ループを使った音楽って、聴き手にある程度のレベルを求めるというか、やっぱり聴き手がある程度、音楽を聴き込んでないとわからない部分があると思うんだ。たとえば自分の母親の年代の人だと『なにこれ。レコードが壊れてるんじゃないの。何度も同じところ繰り返してるわよ』みたいに思ってしまうかもしれない。(中略) もちろん聞いてくれる人たちがいるのはとても嬉しいしあり難いけど、その人たちが何を求めているか考えるよりも、まずは自分が聴きたいと思うものを作りたい。」

「自分が聴きたいと思うもの」を明確にイメージしているから、次々に自分らしい音楽を、新しいプロジェクトを作り上げられているのだということが、インタビューを通して感じられる。

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