Collection:日刊インタビュー収集隊

壁紙を選べる賃貸で「住まい」を変える ─ 青木純×坂田夏水:対談インタビュー(tout prêt)

今日のインタビューはこちら。

青木純×坂田夏水:対談インタビュー ─ 毎日をデザインする部屋│tout prêt(トゥプレ)

壁紙を選ぶサービス「選べる壁紙」や女性専用シェアハウスHAGUなどを手がける青木純さんと坂田夏水さんのインタビュー。

僕らにとって家を借りることは、決して家を楽しんでいることとは違う。
住まいを選ぶにも、場所とか部屋の数とか設備とか、機能的な面しかみない。
本当の意味で「家を楽しむ」って、どういうことだろうか?

青木さんは言う。
「お客さんは、はじめのうちはワクワクしてて旅に出るような覚悟で行くんだけど、最後には探し疲れて『どれでも変わんないから』って決めちゃう。」
確かに、賃貸で出会う部屋は、機能的には差があるものの、どれも味気が無く均一的なものばかりだ。

坂田さんはこうも言う。
「日本人にとって『家を楽しむ』って、自分で買うことが前提になってますよね。今回のお部屋なんかまさにそうですけど、自分で買ってリノベーションしてデザインやってもらわないと、こういう家には住めないと思われてる。」

だから、「壁紙を選べる」ことで、これまでの賃貸住宅に変革を起こそうとしている。
「おうちを選ぶのって、偶然と偶然の重なりだと思うんですよ。日本に何千何万とある情報の中で、自分が偶然に見つけて、『これは自分のために作ってくれた家だ』って思う。赤い糸で結ばれてる、みたいな。そういうのを、この家に住む人に感じてもらいたいなと思って。赤い糸ですよね、『偶然の必然』って。(中略)だからこの部屋が私に似合うだろうな、って思う人に住んでもらいたい。その人に、『私のために作ってくれた家ね』という感覚を持ってもらいたいなと思って。」

実は都内ではどんどん空き部屋が増えている。
「豊島区ってタワーマンションが乱立してて、空室率はすでに約2割。新築のワンルームもどんどん出来てて、でも人は減っていて。将来的にこの街を息子たち次の世代に託すときに、この状態のまま放置していくのはすごく無責任なことだなと改めて思った。」

だからこそ、ただ機能面で差異化した部屋を提供するだけでなく、なにか新しい突破口が必要だったのだ。そしてそれは、これからの僕らの「住まい」に対する考え方・感じ方を、ゆっくり変えていってくれるのかもしれない。

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